【焙煎記録#3】中煎りのつもりが深煎りに。煙っぽくなった反省メモ

焙煎・ロースト

焙煎3回目。中煎りを目指してプロファイルを組んでみましたが、結果的には深煎りに近い仕上がりとなってしまいました。

煙の出方や豆の色変化、味の傾向など、今回も学びが多かったので記録として残しておきす。
焙煎は試行錯誤の連続。その中で得られた反省点と次回の改善案も共有していきます。

はじめに:3回目の焙煎に挑戦

今回で3回目の焙煎。
狙ったのは「中煎り」。酸味と甘みのバランスが取れた味わいなるということなので、そこをを目指して、前回の反省を活かして火力やタイミングに気をつけながら挑みました。

しかし結果はというと…

なかなか思い通りにはいかず、やや深煎り気味に。さらに、煙臭さも出てしまい、少し悔いの残る焙煎となりました。

この記事ではそのときの記録と、気づき、次回への改善点をまとめておきます。

使用した豆と焙煎の狙い

今回の焙煎で使用した豆などの情報について。

  • 使用豆:ブラジル サントス
  • 焙煎目標:中煎り(シティ〜フルシティ程度)
  • 狙い:マイルドな苦味に、ほんのり甘みや酸味を感じられるバランス系をイメージ
  • 豆の量:100g
  • 焙煎器具:手鍋 + カセットコンロ

1ハゼのタイミングを目安にして、火力は中火。焙煎時間は12〜13分あたりを目指しました。

焙煎中の様子とハプニング

前半は順調。生豆の変化を見ながら進めていき、7分あたりでうっすら色づき始め、8〜9分で1ハゼ。

…しかしここからが問題でした。

思ったより1ハゼが長く続き、しかも火力をほぼ落とさずに続けてしまったせいか、1ハゼ終了後も火力を落としきれず、気づけば豆の色がどんどん濃くなっていきました。

「中煎り」どころか、ほぼ「フルシティ〜フレンチ寄り」に。
さらに、終盤で煙が一気に増え、仕上がった豆に少し煙の香りが残ってしまいました。

焙煎後の仕上がりと味

冷却後の豆は見た目は狙ったよりも黒くなっているかなと。
割ると内部までしっかり火が通っていて、完全に深煎りっぽい仕上がり。

実際にドリップしてみると、

  • 苦味:しっかり
  • 甘み:控えめ
  • 酸味:ほぼ感じられず
  • 香り:少し煙っぽい感じあり

焙煎してすぐに試飲してみるとかなり煙っぽい味の印象でしたが、1日ぐらいおいてからドリップして飲んでみると後味が少し煙っぽさがある感じはしますが、意外と普通に飲めるなと言う印象でした。

反省と次回への改善ポイント

今回の失敗を踏まえての改善ポイント。

  1. 火力の調整を早めに
     → 1ハゼ後は火を弱めにして、2ハゼ前で止める意識が必要。
  2. 排気・煙対策
     → 煙を鍋の中に籠りすぎないように定期的に排出していく。
  3. 色のチェックをこまめに
     → 豆の色をこまめに確認して、早めの判断を。(これがなかなか難しい、、、)

おわりに:焙煎は毎回学び

たった数分、数度の差で味が大きく変わる焙煎。今回もまた「狙った味に仕上げる難しさ」を痛感しました。

でも、そのぶん次に活かせる反省もたくさん。
次はもう少し丁寧に火力と時間を見ながら、「理想の中煎り」にまた一歩近づけるように、楽しみながら焙煎していきます!

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