こんにちは。家庭で手鍋焙煎を楽しんでいるタツです。
今回で10回目の焙煎記録。
今回は、他の産地の豆をためしてみたいと思い、お試しセットを購入。
その中のラインナップにあった、「ブラジル セラード」とういう豆の焙煎に挑戦しました。
正直、焙煎としては納得いかない部分も多く、失敗といえば失敗。でも、自分の成長のためにも、こういう回こそちゃんと振り返っておこうと思います。
焙煎データまとめ|10回目の記録
- 焙煎方法:手鍋+カセットコンロ
- 豆の種類:ブラジル セラード 手摘み完熟豆 セミウォッシュド
- 生豆の重さ:101.1g
- 焙煎後の重さ:85.2g
- 投入温度:約201℃
- 焙煎時間:17分59秒
- 1ハゼ開始〜終了:10:41ぐらい〜(199℃)
- 2ハゼ開始:不明(188℃)
- 狙った焙煎度合い:中深煎り
焙煎中の流れと感想

今回は中深煎りを目指して、やや長めの焙煎。投入温度がやや高かったこともあり、序盤の進行は比較的スムーズだったかなと思います。
ただ、最大の問題は「2ハゼの音がほとんどわからなかったこと」。
「ん、2ハゼきてるのか?」という微妙な音があったような気もしますが、確信が持てず……。
結局、豆の色と見た目で判断して、煎り止めに踏み切りました
焙煎後の見た目チェック

見た目は、比較的ムラもなくいい感じになってはいるかなと。
ですが、今回は焙煎時間が想定よりも長くなってしまいました。
想定では、2ハゼがきたらすぐに煎り止めするつもりでいましたが、その2ハゼがなかなか来ないなと思いながら焙煎を続けていましたが、最終的に2ハゼが来たのか今一わかりずらく止めるタイミングがわからなくなり、大分長くなってしまったという結果でした。
飲んでみた感想

焙煎後の豆は、油は浮いていないものの、見た目としてはしっかり中深煎り。焙煎の香りも悪くなく、期待しながら抽出。
味としては――苦味がやや強めで、少し飲みにくいというのが正直な印象。
もちろん「飲めないレベル」ではないし、普通に美味しいと言ってもいいんですが、自分が目指していた「飲みやすさ」や「バランス感」からはちょっとズレてしまったなと感じました。
今回の反省と次回に向けて
今回の良かった点:
- 苦味がやや強くなったとはいえ、飲めないほどではなく「普通に美味しい」レベルで仕上げられたかなと。
- 見た目で煎り止めの判断ができた。
→音が頼れない状況でも、自分の感覚で判断して止められたのは良い経験かなと。
今後の改善点:
- ハゼの判断が曖昧だったのが最大の課題。音が聞こえなくても、温度や時間の流れからもっと明確に判断できるようにしたい。
- 煎り止めのタイミングも遅かったかも?
→次は185℃あたりで止めて、苦味が強く出すぎないよう調整。 - 投入温度が高すぎたかもしれないので、次は200℃以下で様子を見てみる。
セラードの豆について少し
セラードは、ブラジルの中でも比較的標高が高く、安定した気候で育つため品質も安定。ナッツのような香ばしさや、チョコっぽい甘さが出やすい豆と言われています。
まだまだ自分には引き出せていませんが、今後しっかり煎り分けられるように練習していきたい豆のひとつです。
まとめ
「焙煎に失敗はつきもの」と頭ではわかっていても、いざうまくいかないとやっぱり少し凹みますね。でも、こういう失敗回こそ、次につながると信じての記録としようかと思います。
今回お試して購入した豆なので、量が少なかったためもう一度挑戦することができないのが残念ではあるのですが、次回機会があったときにリベンジできたらなと思います。