ハンドドリップを始めたいけど、道具選びに迷っていませんか?
初心者の私も同じでした。ネットで情報を探せばたくさんのおすすめアイテムが出てきますが、「本当に必要なものは何か?」を見極めるのは意外と難しいものです。
そこで私は、たまたまプロのバリスタの方に「初心者が最低限揃えるべき道具」を教わることができ、それをもとに自分で道具を揃えました。
その結果、使い勝手の良さや品質に満足し、今では毎日ストレスなく美味しいコーヒーを淹れられています。
この記事では、プロに教わった“必要な道具だけ”を厳選して紹介。
初心者が揃えてよかったハンドドリップ道具5選と、後悔ゼロだった理由を詳しくお伝えします。
1. ドリッパー(ペーパーフィルター用)

ハンドドリップの基本となるドリッパーは、抽出の味に大きく影響します。
私が選んだのは、「HARIOのV60 01(プラスチック製)」
このモデルは軽くて扱いやすく、耐久性もあるので初心者にぴったりです。
またプラスチック製のため熱伝導が緩やかで、安定した抽出ができるのも魅力。
コストパフォーマンスも良く、毎日の使用に気兼ねなく使えています。
ペーパーフィルターのセットもしやすく、掃除も簡単なので続けやすいのがポイントです!
しかも、近くのホームセンターなどにも置いてあるので、購入しやすいのも地味に嬉しいなと思いました。
ちなみに、ペーパーフィルターも「HARIO用の01サイズ」の専用のものを一緒に購入しました。
2. ドリップケトル(細口タイプ)

お湯を注ぐスピードや量をコントロールするために、細口ケトルは必須です。
私は普段お湯を沸かすのに普通のケトルを使っていますが、細口のものではなかったので細口のものを購入。
私はデコホームの「ドリップカップ(360ml)」を使っています。
初めにとりあえず小さいサイズのものでいいかと250mlのものを購入したのですが、さすがに容量が少なすぎて使いにくいなと思い上記のものを買い直しました、、、。
本当は、湯沸かし機能や温度調整付きのドリップケトルを購入しようかなと迷ったのですが、とりあえず、ケトルがあるので沸かしたお湯をドリップケトルに移して使えばいいので、今回は湯沸かし機能なしのものを購入しました。
もし、一人用なら上記のものでも事足りますが、2杯以上淹れる場合は、お湯を継ぎ足して使うことになるので、抽出温度が変わってしまうので、その場合は初めから大きめのドリップケトルを購入するほうがおすすめです。
3. コーヒーグラインダー(TIMEMORE C2)

豆を挽くグラインダーは、味を大きく左右する重要な道具です。
「均一に挽けること」と「手入れのしやすさ」を重視するようアドバイスをもらいました。
私が選んだのは、「TIMEMORE(タイムモア)のC2」モデルです。
コンパクトで持ち運びしやすく、挽き目の調節も細かくできるので、初心者でも安心して使えます。
滑らかな回転で手挽きの負担も少なく、豆の粒度も均一に近い仕上がりです。
色々なところでもおすすめとして紹介されており、実際に使ってみても本当に使いやすくて気に入っています。
以前に、安いプロペラ式の電動ミルを使ってたことがあるのですが、簡単に使えて、何より電動なのがよかったのですが、どうしても粒度にムラが多くなってしまいます。
それと比べると、今回購入したタイムモアのミルは手動とはいえ、粒度も均一になりますし、そこまで面倒ではないので手動でもかなり満足です!
4. コーヒースケール(計量器)

正確なコーヒー豆とお湯の量を測るために、スケールは欠かせません。
「味のブレを減らすため、最初は必ず計量することが大切」と教えてもらいました。
私は、「HARIO(ハリオ) V60ドリップスケール」を購入。
小型で操作が簡単、さらにタイマー機能付きで抽出時間の管理もできる優れものです。
たまたま、タイムセールで安くなっていたのでこちらを購入。
実際には、普通の計りとタイマーでも代用可能です。
個人的に一つにまとまってるならそっちの方が楽でいいなと思いタイマー機能がついているものを購入しました。
5. コーヒーサーバー

抽出したコーヒーを受け止める容器です。
こちらは、ドリッパーをカップの上に直接のせるでもいいし、適当な容器でも大丈夫ですが、透明のガラス容器などのサーバーの方が中身が見えて目でも楽しめると教えてもらったので、私はガラスのサーバーを購入することにしました。
私は、「KINTO (キントー) SCS-S02 コーヒーサーバー」を選びました。
こちらは完全に好みで選択すればいいと思います。
個人的にはやはりガラス製のものがいいかなと思っています。
一つ持っていても損はないかなと。
追加で|温度計
温度計は必須ではないとは思うのですが、個人的にちゃんと温度も測って抽出したいと思っていたので、簡易的なデジタルの温度計を購入しました。
実際に、お湯の抽出温度によってコーヒーの味にかなり影響がでるので、さらにこだわりたいという方は、簡易的なものでも手元にあると便利だと個人的には思っています。
なぜ後悔しなかったのか?|初心者の自分が納得できた3つの理由
個人的に納得できた理由は、
1. プロに「本当に必要なものだけ」教わったから
ネットの情報は選択肢が多すぎて、何を選べばいいかわからなくなりがち。
その点、プロに「最初はこれだけで十分」と道具の“本質”を教えてもらったことで、ムダな買い物を避けられました。
2. 自分で調べて納得して選んだから
紹介された道具をそのまま買うのではなく、自分なりに調べて納得した上で選んだことが「ちゃんと選んだ感」になる。
ですので、これが使っていて感じる満足感や愛着につながっていると思います。
3. 実際に毎日使えているから
買ってからほぼ毎日使っていて、道具にストレスを感じたことがない。
「買ったけど使ってない」が一つもないのは、今振り返っても本当にありがたいポイントです。
プロに“必要な道具だけ”を教わり、自分で選んだことで、余計なものを買わずに済みました。
どの道具も使いやすく、毎日のコーヒータイムが楽しくなっています!
とりあえず、まず始めてみたいという方は最低限の道具を揃えて始めてみるのが無駄に余計なものを買わずに済みますし、仮に毎日使わないとしても後悔は少ないと個人的には思っています。
まとめ
初心者が揃えるべきハンドドリップ道具は意外とシンプルです。
プロに教わった“必要な道具だけ”を揃えれば、後悔せずにスタートできます。
今回紹介した5つの道具を参考に、ぜひあなたも自分のコーヒータイムを充実させてください。
自分で選んだものならば愛着もわきますし、それだけけもコーヒーを淹れるのが楽しくなりますよ。